大阪市城東区｜本町｜森ノ宮｜大阪メトロ中央線沿線や深江橋駅から交通便利な心療内科 リオムメンタルクリニック

　政府広報や報道等でご存じかもしれませんが、コロナ禍への対応としてオンライン診療の要件緩和が行われ、現在「患者から診療等を求められた医師が、電話や情報通信機器を用いた診療により診断や処方が医学的に可能であると判断した場合、診療が可能」となっています。この措置はコロナ対応で時限的なものとして設定されましたが、菅内閣は恒久化する方針を打ち出しており、今後重要な診療体系になってくるものと考えられます。

　当院に通院される患者さんの利便性や感染症リスク低減のため、リオムメンタルクリニックでは、下記条件を満たした患者さんに限定して、薬が切れそうなのに体調不良のため外出が困難だったり、近隣での感染症流行が心配で外出できないなどの場合にオンライン診療を実施し、①処方箋をご自宅に郵送（診断書が必要な場合は同封して送付）するか、②処方箋と連絡先を当院から提携調剤薬局に速やかに連絡し、薬局から追跡可能なレターパックにて送料無料（患者負担なし）でお薬を送付（診断書が必要な場合は別途ご自宅に郵送）する（①または②を患者さんが選択）体制を整えています。

＜オンライン診療が受けられる条件と注意事項＞

１．ビデオ通話(Zoom)と電子メールのやりとりができる通信環境（パソコン、スマホ、タブレットなど端末機種はいずれでも可）

２．予約時にお聞きした電子メールアドレス宛にお知らせする当院オンライン診療専用電子メールアドレス（相談等の利用は不可で返信できません）に、被保険者証の写し（写真撮影した画像）を添付送信可能（保険給付の受給者資格確認。保険証を使わない自由診療を希望される場合、あるいは確認できない場合は10割負担となります）

３．写真つきのIDカード（双方のなりすましを防ぐため、医師側も診療の初めに提示）

４．診察終了後に送付される決済URL（Visa、Master、アメックスのいずれかのみ対応、それ以外は不可）でクレジットカード決済（ご本人のものがない場合のみ、ご家族名義でも可）が可能であること

　当院では上記のような諸条件を「すべて」満たす場合にのみ可能となる受診方法であって、従来の受診方法に取って代わるものではないことをご理解ください。

オンラインによる診療では診断や処方が困難と医師が判断した場合は、別途対面での受診を推奨しますが、もしこのように受診勧奨のみで終了した場合は診療報酬をいただきません。診療した場合には支払い後、領収書や明細書を電子交付（メールにて添付）します。

当院には初めての受診で、他院で定期的に処方されている薬をご希望の場合、お薬手帳や検査結果など基礎疾患の分かるものをご準備ください。それらが確認できない場合、処方日数は７日間が上限とされています。

薬によってはオンラインでは処方できないものや投与期間が短いものがあります。

診療の結果、対面による診療が必要だと判断され当院での対面診療が困難な方は速やかにかかりつけ医やご都合の良い医療機関へ紹介しますので、受診なさってください。

当面は原則として再診の患者さんのみ受け付けますので、上記3.は省略可能です。

オンライン診療には良い点もある一方で、通常の診察料（各種健康保険の自己負担分）以外に500円の事務コスト(実費相当）をご負担いただくことになりますし、直接お顔を拝見して診察することも重要ですので、事情が許せばなるべく通常の受診をお願いします。